AIに何ができる?仕事の任せ方を5つの例で解説
AIという言葉は知っていても、仕事でどこまで使えるのか分からない方向けに、メール・文章・調べもの・表のまとめ・SNSという5つの仕事を例に、AIに任せていい部分と、人が最後まで確認すべき部分をやさしく解説します。
AIのはじめ方この記事で分かること
- AIに仕事を頼むとは、具体的にどういうことなのか
- メール・文章・調べもの・表のまとめ・SNSという5つの仕事で、AIにどこまで任せられるのか
- AIに任せる部分と、人が最後まで確認する部分の分け方
AIに仕事を頼むとは、どういうことか
「AI」という言葉はよく聞くけれど、実際に自分の仕事でどう使えばいいのか分からない、という方は多いと思います。AIに仕事を頼むというのは、特別な操作を覚えることではなく、新しく入ったスタッフに仕事を頼むときの感覚に近いものです。何も説明せずに「あとはよろしく」と丸ごと渡すのではなく、「誰に」「どんな目的で」「どんな形で」欲しいのかを一言添えるだけで、返ってくる内容がぐっと変わります。
この記事では、小さな会社や個人事業主の毎日の仕事の中から、メール・文章・調べもの・表のまとめ・SNSという5つを例にして、AIに任せやすい部分と、人が最後まで関わったほうがいい部分を紹介します。
WOLFY任せやすい仕事:メール・文章・調べもの・表のまとめ
AIがいちばん得意なのは、「ゼロから作る最初の一歩」をたたき台として出すことです。お客様へのお礼メール、問い合わせへの返信、社内への連絡文など、ある程度型が決まっている文章ほど、AIに下書きを頼みやすい仕事です。たとえば「このお問い合わせに、丁寧にお断りする返信メールを作って」と頼むと、下書きがすぐに出てきます。
調べものや表のまとめも、同じように任せやすい仕事です。たとえば「このテーマについて、今どんな情報が出ているか調べて」といった調べものや、売上やアクセス数が入った表を「月ごとの合計と、増えた・減ったが分かるように整理して」とお願いする作業です。人がひとつずつ表をめくって計算する時間を、AIに任せることで短くできます。
ただし、どの仕事も「AIが作ったものをそのまま使う」のはおすすめできません。言葉づかいはお店ごとに合うものが違いますし、数字はAIが古い情報や見間違いをそのまま使ってしまうことがあります。AIの下書きや集計を、人が最後に読んで整える、という順番が基本になります。
MIMI
BUNNYSNS運用でAIに任せられること
SNSの運用も、AIに任せやすい部分と、人が決めたほうがいい部分がはっきり分かれる仕事です。投稿文の下書きを何パターンか作ってもらう、コメントへの返信の候補を出してもらう、といった「たたき台づくり」はAIが得意です。PANDAでも、自社の不動産SNSアカウント「内見パンダ」で、AIを使ってSNSを運用しています。
一方で、「その投稿を本当に公開するか」「どのコメントに、どう返信するか」という最終判断は、人が行うようにしています。AIが作った下書きを、人が確認してから公開する、という順番を守ることが、SNS運用でAIを使うときの基本だと考えています。
BUILDOひと目で分かる「AIに任せる・人が確認する」
5つの仕事を、AIに任せやすい部分と、人が確認する部分に分けると、次のようになります。
| 仕事の例 | AIに任せやすい部分 | 人が確認する部分 |
|---|---|---|
| お礼・お詫びメール | 下書きの文章を作る | 言葉づかい・送る前の確認 |
| 社内の連絡文 | 内容を整理して文章にする | 事実の正確さ |
| 調べもの | 情報を集めて整理する | 情報が古くないかの確認 |
| 売上などの表 | 月別に並べ直す・合計を出す | 数字が正しいかの最終確認 |
| SNSの投稿文 | 何パターンか候補を作る | 公開するかどうかの最終判断 |
この表からも分かるように、AIが得意なのは「形にする」部分で、人が得意なのは「正しいかどうかを判断する」部分です。この役割分担を意識すると、何をAIに頼めばいいか迷いにくくなります。
任せない方がいい仕事と、気をつけたいこと
AIに向いていない仕事は、「最後の責任を誰かが取らなければならない」仕事です。契約内容の最終確認、お金に関わる重要な判断、個人情報を含むやり取りなどは、AIに丸ごと任せず、人が最後まで関わる必要があります。
また、お客様の個人情報や、会社だけが知っている情報を、そのままAIに入力することにも注意が必要です。入力した内容が、どこにどう使われるかは、使っているAIの種類やサービスの設定によって異なります。何を入れていいか迷うときは、名前・連絡先・契約内容など、人を特定できる情報や重要な情報は入れない、という考え方を基本にすることをおすすめします。
WOLFYまとめ
- AIに仕事を頼むコツは、新しいスタッフに頼むときのように、目的と欲しい形を一言添えること
- メール・文章・調べもの・表のまとめは、AIに下書きや整理を任せやすい仕事
- SNSも下書きづくりはAIに任せられるが、公開するかどうかの最終判断は人が行う
- 「AIが形にする・人が正しさを判断する」という役割分担を意識すると、何を任せるか迷いにくくなる
- 契約・お金・個人情報が関わる仕事は、AIに丸ごと任せず、人が最後まで確認する


